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カメラ信号処理ユニットの開発の概要
本ユニットは、ラインセンサカメラを接続して不透明連続鋼板等に発生したピンホール、またはエッジ位置を検出し、外部信号あるいは内部基準信号に同期して出力するものです。
特徴
(1)ユニット1台にカメラ2台まで接続可能
(2)複数台のユニットを同期して動作可能
(3)モニタ用にビデオデータをアナログ信号に変換して出力しているので、
オシロスコープで光軸・フォーカス等の調整が簡単にできる
(4)機能を限定(PH検出ユニット、あるいはエッジ検出ユニット)しているので、操作が簡単
(5)ユニットとPLCを専用ケーブルで簡単に接続できる
(6)他装置とのインターフェースが、PLCを使用する事でシンプルにできる
(7)エッジ検出ユニットは、ハードウェア処理により1/100の分解能でデータを出力
(8)PH検出ユニットは、透過型/反射型を選択可能
用途
(1)不透明連続鋼板のピンホール検査
ピンホール検出は穴の大きさを3種類に判別出力するユニットと、
カメラ視野内の穴位置と大きさを出力するユニットの2種類があります。
(2)不透明連続鋼板のエッジ検出用、あるいは幅測定用
穴位置・ピンホールの大きさ、エッジ位置はpix数で出力されます。
実寸法が必要な場合は、カメラの光学倍率を求めて外部接続機器で計算して下さい。
仕様
主仕様
項 目 | 仕 様 |
---|---|
カメラ接続方式 | カメラリンク |
対応カメラ | 下記①ラインセンサカメラ仕様参照 |
デジタル入力 | 32bit ×1CH (フォトカプラ絶縁) |
デジタル出力 | 32bit ×2CH (フォトカプラ絶縁) |
アナログ出力 | BNC端子 ×2CH |
同期信号入力 | 1点 (フォトカプラ絶縁) |
カメラ接続台数 | 最大2台 |
電源電圧 | AC100V/200V ±10% 50/60Hz 75VA |
その他の仕様
項 目 | 内 容 | 備 考 |
---|---|---|
ラインセンサカメラ仕様 | ビデオレート | 80MHz |
ビデオデータ出力 | カメラリンク出力(Base Configuration) 10bit×1タップ 又は 8bit×1タップ モノクロ |
|
参考接続機器 | ラインセンサカメラ | TIxxxxxDCLS80M :㈱エクセル製 xxxxx:512、1024、2048、4096、5340、10680bit |
カメラリンクケーブル | KB-CAMSM-xx :サンワサプライ xx:01、02、03、05、10m |
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カメラ電源ケーブル | MRS232-09M-09F-x :ミスミ x:1、2、3、5m |
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モニタ用ケーブル | 当社製ケーブル×1本付属 | |
シーケンサ | 三菱電機㈱製 Qシリーズ 入力ユニット(QX41-S1、QX42-S1) 出力ユニット(QY41P、QY42P) |
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専用接続ケーブル | FA-CBLxxFMV-M (三菱電機エンジニアリング㈱製) xx:0.5、1.0、2.0、3.0、5.0m |
外形図
● ピンホール検出ユニット
● エッジ検出ユニット