- Home
- 高速画像検査装置の製品案内
独自技術で高精度と高速処理を両立~高速画像検査装置製品案内~
松本電子工業では「高速画像検査装置」を製造しております。板幅計とマーク検出器をご用意しておりますので、用途に合わせてお選びください。独自の技術を駆使し、高い検出精度と高速画像処理を実現しています。製造ラインに応じて機能や設定のカスタマイズも可能なので、お気軽にご相談ください。こちらは当社の高速画像検査装置の製品案内です。
±0.3mmの高精度を実現
2眼式高精度板幅計 | |
---|---|
特徴 | |
●ストリップの上下変動が大きい場所での板幅測定や、厚みのある測定物の幅測定に最適 ●光源には市販の蛍光灯を採用し、ランニングコストを削減。照度コントロールによって、長期的に安定した測定が可能 |
概要
被測定物下面のエッジを、2台のカメラで同時に撮影。カメラから得られる三角形の相似の定理にあてはめることで、エッジ 位置が検出できます。測定範囲が狭くなる2眼式の欠点を、カメラを傾けて設定することで解決しました。
エリアセンサカメラでは不可能な連続ラインの微小欠陥および微小形状の検出が可能
連続ライン用高速画像処理システム | |
---|---|
特徴 | ●ラインセンサカメラで受光した画像をFPGA回路で二値化処理することで、高速での画像処理を実現 ●エリアセンサカメラでは不可能な連続ラインの微小欠陥および微小形状の検出が可能 ●カメラの台数を減らし、低コスト化を実現 |
用途 | 不透明材シート(鉄・非鉄・ゴム・紙・樹脂等)の微小欠陥を検出します。 |
構成イメージ | |
基本構成 | |
欠陥検出画像 | |
鉄鋼ラインでの使用例 | |
ライン構成 | ●ラインスピード 200m/分 ●検出範囲 2,000mm、板厚 0.5mm ●ラインセンサカメラ2台 |
検出範囲 | ●最小検出穴径 φ500μm、穴径分割精度 ±250μm ●板エッジの欠陥検出 ●板幅の測定精度 板幅の1/1000 (パスライン変動±3mm) ●欠陥位置の特定(幅、長さ) |
その他 | 欠陥画像の保存 |
画像処理で誤検出を防止
マーク検出装置 | |
---|---|
特徴 | |
●板エッジ部の0.3mmドット×25mm×2列のマークを確実に検出 ●小さな傷や汚れは画像処理で排除し、誤検出を防止 ●動作中の画像はモニタでリアルタイムに確認でき、SDカードにも記録 ●フラッシュライトを検出動作と同期点灯に設定でき、無駄な電力を削減 |
仕様
カメラ能力 | 500万画素高速カラーカメラ |
---|---|
検出能力 | 0.3mmドット×25mm×2列以上 |
検出領域 | 板エッジ0.5~15mm以内 |
ライン速度 | 0~30m/分以下 |
パスライン変動 | ±10mm以内 |
板エッジ検出範囲 | +80mm/-60mm以内(カメラ画像CLに対して) |
画像処理速度 | 200ms以下(画像取り込み時間をのぞく) |
撮像トリガ間隔 | 250ms(内部トリガ) |
出力パルス幅 | タイマ設定250ms~1,990ms 10msステップ(マーク検出時) |
その他
本製品は画像処理にて判別を行うので、その他のマークや多様な色、形の検出も可能です。